パーソナルカラー診断はご存じでしょうか。
かつてはケネディ大統領もカラーテレビ化で採用していたといわれるカラーコンサルティングの1種です。いまはさらに進化されてイメージコンサルティングという全体感をもったものになっています。
大統領が使っているぐらいですので、とても強力なものです。
もちろん「自分の服は自分の好みで選びたい」と思うのは問題ありませんが、それはプライベートだけにしましょう。
プロフェッショナルであれば、好印象を与える自分の武器を知っておくと、営業活動もとても有利に進めることができます。
パーソナルカラー診断は、立派なイメージ戦略
パーソナルカラー診断をした後とする前とでは、出社前の姿見で見る自分の姿に大きな違いが生じます。
パーソナルカラー診断は
「自分の肌色を適切に反射させる色を見つける」
ということであり、これによって他人が自分に対して受ける印象が、がらりを変わります。
自分に合った色のシャツとスーツだと洗練され、かつ精悍な印象を残せますし、パーソナルカラー診断前に勝ってしまった色合いの服ですと、ぼやけてしまったり、時には疲れている印象になります。
ちゃんとスーツは来ているのになんか不自然なところがあるな、とかどこかで信用が置けない印象があるなと自分では意図していないのにお客様に与えていたとしたら、業績にも影響を与えていたかもしれません。
ウェブ会議全盛の今はだいぶかわりましたが、第一印象で与えるイメージはとても強力なものです。特に営業は別記事でも書いているように初回ミーティングがとても重要であるので、最初の自分のイメージづくり、イメージ戦略は立派な営業戦略の1つといえます。
パーソナルカラー診断を行うべき、これだけの理由
実際に自分で体験したことになりますが、自分の色は青色メインが合う色ということでした(偶然にも青色が好みであるので自分でも自然を合わせていたのかもしれません)
実際に診断した後に感じたメリットは以下です。
メリット1:好印象を与えることができる
まさにこれがメインとなりますが、色使いによって肌色の見え方がかなり異なります。
反射する色が異なるためです。出社前に姿鏡で見ても、自分に合う色でまとめた場合と、気分で選んだ場合を比べると、前者の方がピシッとしている印象ですが、後者は何か似合わないなという印象になります。これがそのままお客様への印象につながります。
メリット2:シャツやスーツ選びで迷いがない
シャツ、スーツ、ネクタイ、ベルト、靴などの仕事着は、仕立てだけでなく色の合わせを考えると数千パターンぐらいすぐにできてしまいます。
もちろんその中でこだわりを持つことはとてもよいですが、「仕事着」であることを考えると自分に合ったものを選んだ方がいいでしょう。
カラー診断を受けた後ですと、色については系統がすぐに決めることができるので、そのほかの時間を仕立て(体の線や部位の長さ大きさに合うものにする)にあてて有意義に時間を使うことができます。
メリット3:自分に自信がでてくる
すでに武器をまとっているわけですから、見た目には欠点はないと少なくとも自分は思えるわけです。
自分が思えるというのがみそで、これによって自信がわいてきます。見た目の印象は人に与えるものの大部分を占めるため、やっておくべきことはやっておくことがいいでしょう。
メリット4:髪の毛の色も迷わない
年を重ねることによっておきる老化現象ですが、肥満や脱毛とは異なり抗えないものが白髪でしょう。
特に部分的に年々少しづつ生えてくる白髪は、貧乏くさい・苦労している等の印象を与えてしまうため、染めた方が断然よいです。
いったんカラーリングをし始めると白髪は増えがちになりますので、どうせなら自分にある色にしましょう。
美容室でカラーリングするときに様々な配色をおすすめされますが、自分に合った色がわかっていればすぐに選ぶことができます。明るい色であっても、「これ、白髪染なんです」といえば、相手の役員の方にも通じるでしょう。
最近はパーソナルカラー診断を行うことができる美容師さんもいらっしゃいますので、そこで依頼することも1つの手です。
パーソナルカラー診断のコスト
DJが受けた数年前のときは、まだ都内でもパーソナルカラー診断を専門的に提供しているところも少なかったのですが、いまはいろいろなところが提供しています。
当時の金額でおおよそ5万円ぐらいでした
今はだいぶ下がってきているようです。
それでも数万円ですが、今後一生自分のパーソナルカラーを付き合っていくことを考えると、5年使っても年間1万円、10年使えば年間5千円程度のコストとなります。
だいたい最後に小さなカラーサンプルをまとめたもの(非常に小さいメモ帳サイズのものです)をいただけますので、それらをもってショッピングすれば、とても楽です。
「パーソナルカラー診断」「メンズ」などで検索すると、都内でも数件でてきます。ぜひ早めに行ってみてください。
補足:リモートやウェブ会議でも効果を発揮する?
当然発揮されます。
お客様環境の通信速度で画像が荒くなってしまうこともありますが、合っているカラーのシャツとジャケットを着ていた方が、相手の印象はぐっと上がります。
お客様通信状況が悪く、「カメラをOFFにして進めましょう」となった場合でも、最初の2-3分は営業は自己紹介もかねてONにしますのでイメージ戦略は大事です。
繰り返しですが、初回ミーティングは非常に重要となるため、良い印象を与える工夫をしましょう。
まとめ
自分の生活コストについては、結構シビアなDJですが(これもお客様のROI志向の練習であったりもします笑)、パーソナルカラー診断は非常におすすめです。
診断を受けていない外資IT営業パーソンも意外といますので、社内外のライバルに差をつけるためにも、ぜひ受けてみましょう。