DXブームにのっとり、これまでのスキルセットでは個人単位でビジネス対応できなくなる時代に突入しました。”リスキリング(Re-skill-ing)”、”リスキル(Re-skill)”といわれるものです。
DJはあまり深刻には考えておらず、単に
土俵(環境)が変わったので、生き残る術を早々に学んで、自分を変えればいい
と考えています。
もちろん、これまで自分が身につけた術も後々に生かされることは間違いないでしょう。
会社あるいは自分きっかけで、新しいことを学んでいくことはすごく求められてきます。DJが心が得ている、かつその学習速度を爆上げするコツを紹介します。
アウトプットとインプットを同時実行で爆上げ実現
インプット・アウトプット同時実行手法は、DJが自分で編み出したものですが、非常に有効で、それ以前に比べて10倍程度の効率向上を実現しています。
インプット・アウトプット同時実行方法とは、
「アウトプットを意識しながら、インプットを行う」
ということにほかなりません。
学習をすること、学ぶこと、覚えることがインプットとしたら、アウトプットはどのようなものでしょうか。これにはいくつかの種類があります。
アウトプット1)赤の他人が理解できる説明を行う
営業職であれば、「お客様が理解できる説明をする」ことを念頭にトレーニングを受けるということになります。
会社で受けるトレーニングや講義など様々ありますが、聞いて理解するだけでは効果は少ないです。
たとえば「会社紹介のトレーニング」を受けている場合。単に一言一句を記憶し、諳んじ、覚えていくということですと、使っていない場合は1週間もすれば忘れてしまうでしょう。
これは、それぞれのスライドのスクリプトに対して「お客様にどのように理解をしていただくか」ということを念頭に、講義を聞いておくと全く異なった理解度になります。
これはビジネス書を読む際にも活用できます。「他人がわかるような要約を書く」というような考えをもって読むと深く理解するようになります。
アウトプット2)すぐに具体的な事例で実践する
2番目はこれです。
「すぐに実践することを考え」ながらトレーニングを受ける
ということになります。
たとえば、営業戦略や営業手法のトレーニングを受けた場合は、自分がもっているアカウントに対して使うこと、あるいは自分の案件に使うこと、等を考えるということです。
外部講師によるトレーニングについては、すでにこの仕組みが取られており、だいたいセッションの最後に「自分の案件で具体的に作成してみましょう」という時間が設けられているところが多いですね。
最近多いPythonコーディング講座などでも同じです。具体的なケースに生かせるかということを考えながら、行うとさらに効率的になります。
「自分事にならないと身につかない」ということが言えますので、聞くだけでなく、実践についても考えていきましょう。
アウトプット3)抽象思考で肝を考える
3番目はこれですが、これには訓練が必要になりますので、1番目と2番目さえ行っていれば問題はありません。
抽象思考は、抽象化することで、これは
「物事の重要な肝を見つけること」
と考えれば問題ないでしょう。
肝を考えるのは難しいですが、もっと簡単にわかる方法もあります。肝は「効く変数」と考えても問題ありません。そうです、別記事で書いた「フレームワーク」です。
過去の秀才たちが考え出した枠組みをうまく使って、物事の本質をとらえながら、学習をしていきましょう。訓練が必要なのはどのフレームがよいのかに時間がかかるためですが、これも何度も実践していると身についてきます。
ヒントとして、フレームワークは理解しやすくするために視覚化されているものが多いため、自分でフレームワークを使って学習速度を高める場合は、視覚的な図式を落とし込んでみるというのがいいです。
まとめ
インプットとアウトプットを同時実行が学習速度爆上げのコツであり、アウトプットは「他人に説明できる」「具体的に実践できる」「抽象化できる」ということでした。
ライバルたちに差をつけるきっかけにもなります。ぜひ活用をしてみましょう。